明日の神話シンポジウム
先日 渋谷東急REIホテルで開催された 渋谷芸術祭と明日の神話保全継承機構の
合同イベント 明日の神話シンポジウムに
参加しました。
2020年の社会に向けて 岡本太郎さんの
代表作の一つ明日の神話のある
渋谷・青山エリアから世界へ 創造者の目線から
未来を紐解いていくシンポジウム。 パネリストは 現代アーティストの小松美羽さん アートディレクターのえぐちりかさん 株式会社Francfranc代表取締役の髙島郁夫さん 青山学院大学教授の井口典夫さん 司会進行はフリーアナウンサーの 瀧口友里奈さんでした。 いろんなお話を聞いたのですが ペンを控室においてきて 頭の中に残っていることをざっくりと書きます。 髙島さんは 世界もすてきな場所は たくさんあるけれど 最近は日本の地方を訪れるのが 楽しいとおっしゃっていました。 小松さんは 渋谷で何か作りたいものが 生まれたそうです。楽しみですね。 井口さんは 岡本敏子さんとの 貴重なエピソードをお話しくださいました。 そして えぐちさんは 今は きれいに見せるということが うまくなってきているけど なにか上部だけになってしまって 本質的なことを見失ってしまうのでは ということを懸念されていました。 今回 えぐちさんの この言葉が 今の私に響いてきて 私は きれいがあふれていると みていて 美意識の観点で きれいなほうが 気持ちのいいことと感じていたので。 だけれども きれいにみせることに 集中してしまうと ただただ なんだか いそがしく 最近 なんか つかれてきて。 あと 見たりアップしたりするのが 楽しかったSNSが 最近 楽しくなくなってきていて 自分の中で いろんなことで疑問のようなものが わいてきていた矢先だったので こうした自分が今 感じていることと リンクしました。 後日 えぐちさんに 感想をお伝えしたら 心がスーッと軽くなる お言葉をいただきました。 作品作りもそうですが 少し地に足をつけて 落ち着いて しっかりと見つめてみたいなと思う きっかけをいただきました。 あと 井口さんのお話しの中に 岡本敏子さんが岡本太郎さんの街にある作品が 物に邪魔されないで見えるようにと 歩道橋を移動させたかで すごいなと思いました。 それを うかがって 私も こうなったらいいなと思うことを 思い出しました。 私は 明日の神話のある連絡通路から 渋谷スクランブル交差点を
よくながめているのですが 昨年 渋谷芸術祭シブヤアートアワードに参加して
明日の神話が 渋谷スクランブル交差点からも 見えると知りとても感動し 帰りに いつも 見ているのですが ネオンがガラスに映り込むのも 街が映し出されていて渋谷っぽいのですが もっと 全面が 見えて 光も映りこまないと もっと 交差点から 作品に近づけるのになと こうして 毎日 見ることができるだけで ラッキーなのに もっと って 思ってしまいます。 この日 シンポジウムのあとも 同じ場所で予定があったので そのまま滞在しました。