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葉山




生誕100年

朝倉摂展へ。


1922年 東京 谷中に

彫刻家 朝倉文夫の長女として

生まれた摂は

10代の時から

日本画家 伊東深水に学び

画家の道へ進む。


そんな彼女の

初期の頃の

日本画が気になって

チラシを見て

足を運んだ自分は

固まった。


戦後の作品は

社会派的な表現になり

絵に込められたものが強く

画面から聞こえてくる

鋭くかつ鈍い音で私は

会場で体が固まった。


その後の

舞台美術家での活動

絵本 新聞の挿絵など

手がけていて

いつ寝ていたんだろうと

思うほど 展示会場は

たくさんの彼女の軌跡で

埋め尽くされていた。


朝倉摂がイラストを描いた

作家・大佛次郎の

「スイッチョねこ」が

読みたくて予約注文した。

白猫がスイッチョを飲み込んでしまい

おなかの中でスイッチョが鳴くと

いうお話なのだ。


神奈川県立近代美術館

葉山から三崎漁港まで少し

足を伸ばした。


味のある古い建物で

まぐろ御膳を美味しく

いただきました。









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